インフルエンザ警戒発令!患者数111万人を超す
今年もインフルエンザのシーズンがやってきました。国立感染研究所の報告によると、1月25日には患者数が111万人を越え、前週比の3倍、全国的に警戒発令が出されています。今年は6年ぶりの「寒冬」。今後2月中旬までは厳しい寒さに見舞われ、インフルエンザの患者数は益々増加する見込みです。 厚生労働省では、平成21年に流行がみられた新型インフルエンザの対応の遅れに対する反省から、「2011-2012 今冬のインフルエンザ総合対策」を取りまとめ、広く国民や自治体にインフルエンザ対策を呼びかけてきました。
インフルエンザの種類
同省のHPによると、今や季節性インフルエンザの種類として以下3種類を取りあげています。
・ A/H1N1亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)
・ A/H3N2亜型(いわゆる香港型)
・ B型
ちなみに、今年の流行は「A/H3N2亜型(いわゆる香港型)」だそうです。
予防接種について
今シーズン(2011/2012)のインフルエンザワクチンには、1本のワクチンに以上の3種類に対するワクチンが含まれているため、成人の予防接種は1回で済むようになりました。また、6ヶ月~13歳未満の児童に関しては2回の接種が必要となります。なお、接種量については以下のように変更が行われ、ようやくWHO(世界保健機構)の推奨する数値となりました。
・変更前:1歳未満0.1ml、6歳未満0.2ml、6歳以上13歳未満0.3ml
・変更後:3歳未満は1回0.25ml、3歳以上は1回0.5mlです。
接種間隔の理想は3~5週間、効果が出始めるには最低でも2週間はかかると言われています。なお、費用については自由診療で保険適用外なので3000~5000円程度の費用が一般的です。ただし高齢の方や乳幼児に関しては、市町村の補助が受けられる場合がありますので、お近くの市町村に問い合わせをしてみるとよいでしょう。
インフルエンザにかからないための予防
1 睡眠を十分にとること
2 部屋の中は50-60パーセントの湿度を保つこと
3 うがい、手洗い、マスクの使用
4 ストレスをためない(免疫力を高めるには薄着と適度な運動が理想)
インフルエンザにかかってしまったら…
とにかく安静が第一です。睡眠と水分を十分にとり休養しましょう。
抗インフルエンザウイルス薬には以下の種類があります。
オセルタミビルリン酸塩(商品名:タミフル)
ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)
アマンタジン塩酸塩(商品名:シンメトレル)
ペラミビル水和物(商品名:ラピアクタ)
ラニナミビルオクタン酸エステル水和物(商品名:イナビル) 等
昨年より、タミフルを5日間投与するのと同等の効果が得られるとされる「イナビル吸入粉末剤が注目されています。

家族のだれかが感染したら…
感染を広げないためにも、以下のことに気をつけましょう。
・生活する部屋を分ける
・看護する人もされる人もマスクを着用する
・こまめに喚起する
・フタ付きのゴミ箱を使用したり、タオルを共有しない等、ウィルスとの接触を避ける
万が一インフルエンザにかかってしまっても、恐れることなく、自宅での安静と休養を十分にとりましょう。また、熱が下がってからも2日間は外出せず、安静に過ごすことが大切です。
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